2009年5月15日 (金)

Love Your Life

最近一番のびっくり。
スバル、レガシィのCM。
ロバート・デ・ニーロがCMに出ている・・・!
初めて観た時はちょっと鳥肌ものでした。
スバル、やるなぁ。
きっと、後々まで「デニーロが日本で初めて出たCM」として語り継がれるんだろうな!

それにしても、走っていてとっても気持ちよさそうな景色。
窓を開けて、風を沢山受けて走ったらいいだろうな。

(このCMの気になるBGM、イギリスのロックバンドTravisの、
「Walking in the Sun」という曲なのだそうです。)

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2009年4月22日 (水)

スラムドッグ$ミリオネア

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(Nikon D80)

映画「スラムドッグ$ミリオネア」を観てきました。
普段、ハラハラドキドキする映画や怖い映画は苦手でまず観ないので、この映画はハラハラしそうでどうしようか悩んだのですが、どうしても観てみたい気持ちの方が勝って、頑張って行ってみました(水曜日はレディースデーで\1、000だし)。
これから観にいかれる方も沢山いらっしゃると思うのであまり沢山ストーリーは話せませんが、頑張って観に行って良かったです。

帰りの電車から見える日本の景色や人々は拍子抜けするほど平和でのんびりしていて、なんだか不思議な気さえしました。普段は忘れてしまっているけれど同じ地球上で全く違う環境や世界があることを考えたりしました。
あと、印象的だったのはお兄さんと主人公の兄弟愛。
小さい時からいつも、最後は弟のことを守ってくれるお兄ちゃん、最期は悲しかったけれど弟のためになれて幸せだと思ったかな。お兄ちゃんのような仕事に就かなければいけなかったのも生きていくためにそれしかなかったからかもしれないと思うと、その世界の土壌となっている社会のこととかいろいろ考えてしまいました。
子供たちの力強くたくましい姿には、元気をもらいました。
主人公の純粋な気持ちも、良かった。ラストのインドっぽい踊りも・・・!

いろいろと思ったところが沢山あって何から書いたらいいのかまとまらないのですが、とにかく観たら何かみんな感じるところがあると思うのでいろいろな人に観てほしいと思いました。

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2009年4月11日 (土)

パリと骨董

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(Nikon D80)

今出ている、雑誌「芸術新潮」の4月号がとても面白いです。
特集は「パリと骨董」。
坂田さん(古道具坂田)、吉田さん(アンティークタミゼ)という骨董屋さんのお二人が、「ここなら」とあげてくれた14のパリ。
どれもすごくいいのです。
あまり書くことは野暮かもしれません。
ゆっくりとコーヒーでも飲みながら、毎日少しずつ読んでいきたいような(読んでもらいたいような)特集です。

中の、街の写真もとてもいいです。
(パリって、街の佇まいそのものがなんて魅力的なんでしょう!)
写真を撮りに行きたくなってうずうずします。

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2009年1月11日 (日)

巣籠りの本

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(RICOH GR DIGITAL)

冬至が過ぎて少しづつ日が伸びてきましたが、
まだまだ寒い日も続きます。
そんな寒い夜、すっかり今日の仕事は終わらせて、あとは寝るだけ・・・と暖かくして本を読むのはなんともいえず幸せな気持ちになるものです。
先日、「本に読まれて」という本を買いました。
作家・須賀敦子さんの、これは読書日記とのこと。
少し読み始めたところですが、須賀さんの感想がとてもよくて、もう読んでみたい本ばかりになっています。
須賀さんがどんな本を読んでどんなことを感じたのか、これから読み進んでいくのがとても楽しみです。

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2008年11月17日 (月)

しずけさへ ようこそ

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(Nikon D80)

先々週のことになりますが、上野の国立西洋美術館で開催されている、
「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」展に行ってきました。

ハンマースホイの絵に描かれているのは、大部分が妻イーダの後ろ姿やその住居であるデンマーク・コペンハーゲンの「ストランゲーゼ30番地」。
絵からは音のようなものが感じられません。
まるで、雪の降った日のような、しんとした世界です。
絵の中の空間ではイーダがこちらに背を向けて佇み、コペンハーゲンの日差しがただゆっくりと動いていきます。
独特な題材、色彩、光の揺らぎ、そしてしずけさに、ああこれは好きだと観るなり思い、どんどん進んでいくにつれてますます確信していきました。
この一連の絵にちょっと不気味な感じがする方もいらっしゃるかもしれません。
孤独を感じると思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも わたしにはむしろ心地よさが感じられました。
人の目や干渉や日常からも解放されて静かな場所に一人でいるとき、なんともいえない心地よさを感じる時があります。もしかしたら、その心地よさが、ハンマースホイの絵の中に感じる心地よさなのかもしれないと思いました。
それは本当の孤独ではなく、外の世界との繋がりをもっているからこその、しずけさへの愛着なのかもしれません。
ハンマースホイは日常の生活や妻との間でひんやりした孤独を感じていたりしたのではなく、妻とのこのしずかな生活を愛し、心地よく感じていたのではないか、もしかしたらこの絵はハンマースホイにとってのしあわせな時間の表現なのではないか・・・などと思ったりしました。

初めて観たヴィルヘルム・ハンマースホイの絵、
その出会いを感謝したくなるような、魅力的な絵たちでした。

          *          *          *

おまけ

このハンマースホイ展を教えてくださったグールドの帽子さんが、
ご自身のブログの中で「もしもハンマースホイが一枚絵をくれると言ってくれたら何をいただくか」ということを書かれていらっしゃり、楽しい「もしも」を自分でも考えてみました。
「お嬢さん、特別に、この中で一枚あなたが気に入った絵を差し上げましょう。」
その言葉は飛び上るほど嬉しいけれど、一枚に絞るのは悩みます。
妹さんを描いた絵も、チケットの絵もいい、光の差し込む誰もいない室内もいい・・・・・

さんざん考えて、いつも眺めて癒されそうな、「陽光習作」(1906年)をお願いすることにしました。
やわらかい空気が印象的です。
どの絵もいいので、苦しい選択でした・・・。
(絵がいただけるというのは想像なのですけれどもね・・・(笑))

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2008年11月15日 (土)

ある奇跡

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(RICOH GR DIGITAL)

今年、2008年は尾形光琳の生誕350年目にあたることから上野の国立博物館で開催されている、「大琳派展 継承と変奏」に行ってきました。
琳派を代表する本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、抱一、鈴木其一の6人の優品によって琳派の芸術を展望しようという本展、「同じテーマの作品を比較しながら見ることで、琳派の系譜を具体的にたどると同時に、各作家の独自性をも明らかにしようという企画」なのだそうです。風神雷神は4人の画家による4つの絵が同時に観られるということで、とても楽しみにしていました。

ところが楽しみにしていたのは私だけではなく、同じ日本の空の下、沢山の人が同じ気持ちだったようで、朝一番に行ったにもかかわらず博物館の門の前は長夜の列。
前売り券を買っていなかったのを後悔しながらチケット売り場の列に並んでいたら・・・
こちらのほうに歩いてきた、ある一人の女性と目が合いました。
そして女性は私のところにくると立ち止まり、「これ、余っているので、よろしかったら・・・。」とチケットをくださるではないですか。
なんたる奇跡・・・!(ありがとうございました・・・!)
もちろん、大喜びで分けていただきました。
親切な方のおかげで、チケット売り場からぐんと離れた、博物館の門の中で開館を待つ人たちの列に並ぶことが出来たのでした。

そんな嬉しい気持ちをかみしめつつ、9時半開館。
入ってすぐは俵屋宗達です。
桜の咲き誇った屏風の前で足が止まります。
花の盛りの桜の木の下で味わう、ふいに違う世界に行ってしまいそうな気持ちを思い出しました。
構図もすてきです。
後ろにいらした女性二人の会話が聞こえてきました。
「私ね、こういうのを見ると、「モダン」って思っちゃうのよ。」
「そうね。モダンよ。」
そうか・・・そういうことだったのか。
琳派の絵がなぜか気になるのは、構図や色彩などのモダンな部分に惹かれていたのかもしれません・・・。

風神雷神は感動しました。初めて観ました。
宗達のものと光琳のものが好きです。
以前、「陰翳礼賛」という本で、昔はこういうものは暗い所で観たと読んだのですが、これは暗い中で観たらきっともっとすごい迫力でしょう。金色が暗闇の底で光り、自分の力の及ばないものの存在を驚きの目で観たでしょう。
博物館の薄暗い空間の中で少し絵から離れて観て、その昔を想像してみてはわくわくしました。

それからもうひとつ、個人的に、とてもいい屏風だなぁと思ったのは、風神雷神の屏風の後ろに描かれていたという酒井抱一の「夏秋草図屏風」。
これは、夏と秋の草花が風神雷神さまの風や雷雨を受けている絵です。
その題材のつながりがとてもいいなと思いました。
琳派は代々受け継がれる世襲の画派ではなく、光琳が本阿弥光悦、俵屋宗達に私淑し、その光琳を、酒井抱一らが慕うという特殊な形で継承されてきたのだそうです。
尊敬する画家の絵の裏にその絵を受けて描くということを、抱一はきっとこの上もなく幸せに思ったことでしょう。もしも自分が抱一だったら、もう、持てる限りの力を使って尊敬する画家の絵に泥を塗らないように懸命に描いただろうと思います。
数百年前の画家のしあわせに思いを馳せて、満ち足りた思いで博物館を後にしました。

大琳派展は明日まで開催されています。

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2008年10月11日 (土)

パリ・ドアノー

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(RICOH GR DIGITAL)

所用で日本橋に出かけたので、三越で写真展を観てきました。
「パリ・ドアノー」、ロベール・ドアノーの写真展です。

デパートという場所柄からか、いろいろな方々が見に来ていて、とても楽しい写真展でした。
時折聞こえてくるいろいろな方々の感想を聞いているのも楽しいものです。
ドアノーの友人のギャラリーにかかっている一枚の絵。
その絵を覗き込む人々を、ギャラリーの内側から(隠れて?)撮っているシリーズは、人々がとても表情豊かで楽しいものだったのですが、「あら、いいところみつけたわね。」とドアノーの着眼のよさに、来ている友達同士頷きあったり、すでに以前見たことがあると思われる女性が、ご主人に「このシリーズ面白いのよ。(いいリアクションに)最高でしょ?」と言って笑いあう夫婦。手話のようなものを交わしあう夫婦。静かなギャラリーもいいですが、こんな風にみんなで楽しく観る写真展というものもいいものでした。
ドアノーの写真も、やはり表情豊かな、パリに住む人々の写真。
モナリザを観に来た人々の写真は、写真を観に来た自分たちにも重なり、時代や場所は違っても同じ仲間のような、楽しい気持ちになったりしました。
軽やかな音楽が流れる、パリならではの楽しい写真展でした。

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うれしい相席

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(Nikon D80)

朝食をとらずに出かけた今日。
途中、軽く何か食べようと座った場所で、60代くらいの女性と相席になりました。
本を読んでいた私に、その方が「須賀敦子さん・・・?」と話しかけられました。
読んでいたのは、須賀敦子さんの「トリエステの坂道」。
先日、芸術新潮で特集されているのを見かけて、久しぶりに読みたくなって、今朝本棚から取り出して出かける時に持って来たのでした。
時間がなかったのでブックカバーがかけられず、そのままだったのですぐ分かったのでしょう。
「須賀さんはとてもいいわね。大好きなの。
 ごめんなさいね。つい嬉しくなってしまって話しかけてしまって。」
と、とても嬉しそうな顔をなさっています。
人はどうして自分の好きなものを語る時、女性は少女のように、男性は少年のような顔になるのでしょう。この女性も少女に戻ったような無邪気に嬉しそうな顔をして私の方を見ています。私も嬉しくなりました。そのあと須賀さんの本のこと、ご本人のこと、いろいろと共感したり、お話ししました。
須賀さんの文章は繊細で、豊潤な果実のように香り高くとても魅力的です。
初めて読んだ時は水をゴクゴクと飲み干すようにぐんぐん読んでしまいました。
時々思い出して、ふとした時にまた思い出して読みたくなるような、そんな惹かれる(気になる)文章です。きっとご本人もそういう方だったのでしょう。
とても楽しい時間を過ごすことが出来、うれしい相席でした。

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2008年8月10日 (日)

光悦vs長次郎

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(RICOH GR DIGITAL)

少し前のことになりますが、上野の国立博物館で開催されている、
「対決 巨匠たちの日本美術」を観にいってきました。

24人の日本の美術界の巨匠中の巨匠たちが見せてくれる、
なんとも贅沢な贅沢な12戦。
1番印象に残ったのは、自分でも意外だったのですが
「光悦vs長次郎」の1戦でした。

今まで茶碗はあまり観たことがなく、観る前は、自分が観てみて
何か感じられるかどうか分かりませんでした。
みんな同じに見えるんじゃないかな・・・普通の茶碗と違いなんてあるのかな・・・などと恥ずかしながら思っていたのですが・・・違いました。すごかったです。
形も、大きさも、その他にもいろいろな制約がある中で、
長次郎は端正に、光悦はのびやかに、それぞれ自分の美意識を凝縮させて
器という形にしているのでした。
もうそれはそれは美しい。感動しました。
どちらが勝ちということではなくどちらが好きかというと、私の場合は光悦かもしれません。
個性を内に秘め端正に整った長次郎の茶碗と対照的に、のびのびと個性を発揮して造形されているように見えながらも、光悦のそれはいろいろな要素が繊細に繊細に絡み合っていて、ちょっとでも違うともう別のものになってしまうような絶妙なバランス。
とても刺激を受けます。
やるなぁ。光悦!と見とれてしまいました。
多分、同じ時代に生まれて同じ職業についていたとしたら、
そんな作品はとても自分には作ることが出来ない悔しさを味わいながらも
どうしても惹かれ、憧れずにはいられなかっただろうと思います。
生まれついての天賦の才能ももちろんだと思いますが、
きっと沢山沢山の下地や努力があってこそ、あんなに美しいものが作れるのでしょう。
その他にも沢山のすばらしい作品を観ることが出来、
とても充実した、いい1日を過ごすことができました。

「対決 巨匠たちの日本美術」、17日まで開催されています。

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2008年6月24日 (火)

H・C・B

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(RICOH GR DIITAL)

借り物、ブレッソンのDVD
とても興味深く観ました。
巨匠ご本人が自分の写真について語る姿からは、
とても写真が好きなのが伝わってくるような気がしました。
去年の夏、観に行ったブレッソン展。
巨匠の作品郡を観て気おされず、終始楽しかったのは
同じ写真好きの仲間だから?なんて、
おこがましくも思ってしまいました。
こんなアングルで一瞬をカメラで切り取れるようになれるのはいつの日でしょう。
そんな日がくるのでしょうか?
分からないけど、そこに山があるから山に登るように、
撮りたいものや撮りたい気持ちがあるから
これからもシャッターを切っていくんだろうなぁ・・・!

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