エリオット・アーウィットが見つめたパリ
(Nikon D80)
銀座でシャネルの前を通りかかったらちょうどギャラリー(ネクサスホール)でエリオット・アーウィットの写真展「PAIS SERA TOUJOURS PARIS!-エリオット・アーウィットが見つめたパリ-」をやっていたので、観てきました。
ギャラリーに足を踏み入れるとパリらしい軽快な音楽が流れてきます。
写真は何気ない日常を撮ったものが多いのだけれど、そこはパリ、すてきなすてきな空間が切り取られていて、バックを流れる音楽との相乗効果でまるで観ている人たちがパリで石畳を歩きながらショウウインドウを眺めているような気分になります。
エリオット・アーウィットの写真は犬を撮ったものが沢山あるんですね。
犬は人間みたいには沢山表情が作れないはずなのに、アーウィットの撮る犬たちは本当に表情豊かでかわいい。その中の一枚、おトイレ中のワンちゃんが振り向いて「撮られてしまってどうしようボク・・・」と思っているような写真は、その表情が最高。すぐ隣にいた夢の無い夫婦(と言っていいのか?私。)が「どれもモデルにポーズとらせているのよね。これもモデルよ。」なんて女性の写真を観ながら言っていたのですが、さすがに犬にポーズをとらせることは多分無理。よくこんな瞬間を捕えたな~すごいな~・・・と思います。
あとは街のカフェのワインを撮った写真は本当にパリらしかったし、サーカス(?)の、動物が回っているところの真ん中に人がいる写真や街を俯瞰で見て撮った写真(1970年頃のもので、右側を車が、左側を人が歩いている写真)などは構図がいいなと思いました。
そういえば前にwebで見て知っていたけれどすっかり忘れていたこの写真展、偶然気がついてラッキーでした。
エレベーターに乗ってパリまで瞬間ワープしてきたような楽しい体験でした。
写真展は2月29日まで開催されています。
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コメント
わたくしも見ました。
(横浜のも見ました)
美しいモノクロプリントにウットリしました。
流れていたムービーも面白かったです。
CP+のトークショーも行きたかったなぁ。
投稿: あき | 2012年2月14日 (火) 15時13分
あきさんもご覧になられましたか。
(横浜も行かれたなんて、すごいですね。)
美しいモノクロプリントを観ると
勉強になるのはもちろん、幸せな気持ちになりますね。
写真の世界に足を踏み入れなければ知らなかったこのシアワセ、
知ることが出来てよかった~・・・と思います。
私はムービーはスル―してしまい、
観れば良かったなと今思っています。
近々また銀座に行くことがあったらもう一度みてこようかなと
思いました。
CP+も盛況だったみたいですね。
後から知って、行きたかったなと思いました。
沢山観ていろいろ知りたい。写真は本当に面白いですね。
投稿: anise | 2012年2月14日 (火) 22時29分