名セリフ!
(Nikon D80)
鴻上尚史の本を買ってきました。久し振りです。
「西洋の古典から現代までの15作品、日本の近代から現代までの名作15作品、そして、僕の作品の計31作品の解説・紹介・ウンチク・エッセーの本なのです。」
「欧米には、俳優のオーディション用に「名セリフ集」というのがあります。愛の名セリフ、哀しみの名セリフ、笑いの名セリフ、古今東西のさまざまな名セリフが一冊の本になったものです。オーディションを受けようとする俳優は、その本の中から、自分の好きな名セリフを選ぶのです。イギリスに留学していた時に、その存在を知って、「ああ、日本にもそういう本があると俳優志望者の人は便利だし、俳優になんかなるつもりのない人も簡単に名セリフを知ることが出来るから素敵なのになあ」と、とてもうらやましく思いました。実際、その本には、俳優でなくてもおもわず覚えて、口に出したくなる名セリフがたくさんあったのです。」(まえがきより)
シェイクスピアからニール・サイモン、野田秀樹、もう本当にいろいろなものが取り上げられていています。本も映画も演劇も、残っているものはやっぱり力のあるものだなとも思います。まだ途中なのですが、久し振りに読む鴻上尚史の文章、面白くてぐいぐい読めてしまいます。
演劇は詳しくない。鴻上尚史の劇団、「第三舞台」の演劇は見たことがない。
でもなんだか鴻上尚史の話し方とか本が好きです。
たたみかけるような饒舌が楽しい。
昔、学生の頃、入っていたサークルの某大学の学祭で講演をするというので観に行ったことがあります。
本物だ!と興奮。話も楽しく、すごく嬉しかったことを覚えています。
本はそれがいつでもどこでも楽しめるのも、いいですね。
明日からの通勤読書の時間が楽しみです。
(この、表紙の赤いビロードのカーテンも、いいですね。
これを見ると反射的にワクワクしてしまうのは、きっと映画館とかの記憶の積み重ねですね。)
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