「春の名品展」と「香り かぐわしき名宝展」

(Nikon D80)
藝大美術館(東京藝術大学)で開催されている、「藝大コレクション展-春の名品展」と「香り かぐわしき名宝展」に行ってきました。
藝大コレクション展は以前にも行ったことがあり、その時の展示がとても良かったので今回も楽しみにしていました。
コレクションは、「開学以来120年を超える収集活動によって形作られたもので、古美術から日本画、洋画、彫刻、工芸、歴代教員・学生による作品など多種多様な内容を誇り、その数は重要文化財22件を含む2万8000件を越えている」(美術館HPより)のだそうですが、その中から今年は、古美術、近代美術の各分野の中から好評の作品を精選して展示しているのだそう。
藤田嗣治や小磯良平、黒田清輝などの日本を代表するような画家の作品、7世紀位の古美術など盛りだくさんながらも飽きない、また、とてもモダンな、惹かれる作品があるのも楽しみです。

今回の展示の中ではまず一番最初の絵 高山辰雄さんの「砂丘」がとてもモダンで素敵で、惹かれました。なんとなく70~80年代の、資生堂の広告を思い出しました。
2枚目の小倉遊亀さんの「径」もかわいかった。
高橋由一さんの「鮭」は今回初めて実物を観ました。
小磯良平さんの「彼の休息」はゆったりした佇まいに自分の休日の気分もシンクロして印象に残りました。
「香り」の方の展示は貴重な香木や繊細な香道の道具を目にすることが出来たり、香りにまつわる絵画を観ることが出来るのが楽しかったです(信長・秀吉・家康が所蔵していた香木や、尾形光琳の描いた、香木を包むものもありました)。
中には実際に香りを嗅いでもいい香木もあり、白檀のほのかな香りに一瞬にして癒されました。
香りにまつわる絵画では、伊東深水の「聞香」がはなやかでよかったです。
上村松園の楚蓮香之図の女性の優しい目線にはうっとり。松園が絵を描いている場面の写真を写真美術館で(木村伊兵衛が撮った写真)見たことがあるので、あの人はこんな絵を描くのか・・・とその写真の姿と絵が重なりました。
瑞々しい甘い香りが観ている方まで漂ってきそうな小林古径さんの「果子」。
小茂田青樹さんの「春の夜」はとてもかわいく、独特の世界があって、よかったです。
久し振りに絵を観に行って大満足。
やっぱり、好きなものを観に行くのはいいな!と思いました。
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春の名品展、香り、共に5月29日まで開催されています。
(香りのチケットを買うと、春の名品展は無料になります。嬉しい!)
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