
(Nikon D80)
爽やかな日曜日、この秋から上映される映画「ハーブ&ドロシー」の、先行上映会に行ってきました。
(場所はなんと上野・国立博物館の平成館です。博物館で映画を見られるなんてすごく嬉しい!)
ずっと前から楽しみにしていて、もうワクワクして行きました。
郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー。
夫婦二人の共通の趣味は現代アートのコレクション。
そして選ぶ基準はふたつ。
①自分たちのお給料で買える値段であること。
②1DKのアパートに収まるサイズであること。
慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、
いつしか20世紀のアート史を残す作家の名作ばかりに!(HPより)
ごく普通のNY市民の2人。ドロシーのお給料を生活費に充て、ハーブのお給料をすべて作品の購入に充てる生活を40年続けた2人のコレクションは最終的に約4000点あまりにもなりました。そして集めたものはアパートで飾られ2人の生活や気持ちを豊かにしました。(それらは一点も余所には売られず1992年にナショナル・ギャラリーに寄贈され、当時話題になりました。)ハーブ&ドロシーは実在するアートコレクター、ヴォーゲル夫妻を撮ったドキュメンタリーです。
すっごく楽しくて、いい映画でした。
美術を好きになり、いいなぁと思ったものを集める。そのシンプルで純粋な2人に感激。こんな人たちがいることに感激。本当に豊かでしあわせってこういうことだよな。・・・と2人の幸せそうな様子を見ていて何か体に熱いものが流れました。先行上映会の特別サービス(?)で上映後に監督のミニトークショーと観客からの質問コーナーもあったのですが、映画を見た人はやはりみんな感激した、と口々に言っていました(学生風男の子も「自分でこうなると思っていなかったのだけれど最後の方に涙が出そうになりました。」と言っていました。)こういうものは世代や国やいろいろなものを超えてストレートにみんなの心にグッとくるのだろうな。
映画の中を常に流れているユーモアもいいです。思わず声を出して笑ってしまうような場面が沢山ありました。2人もとてもかわいい。
私も美術が好きなので、同じものを愛する気持ちを持つ者同士偶然会えて、その話をたくさんしてすごく満足した帰り道のような、嬉しくなるような映画でした。
東京では11月から渋谷のシアター・イメージフォーラムで、その後全国でも上映されるようです。お勧めです!
(HPはこちら。)
予告編はこちら↓です。
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