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2010年3月19日 (金)

吉と出る

また写真が無いので、なんとなく日々思っていることをつらつらと書いてみようと思います。
テーマはゲージツのいいところとは(偉そうだな)。
ゲージツのいいところは沢山あるけれど、個性があっていい、ということもその一つ。
そんなのどの世界でもあたりまえじゃん、と思ったあなた。本当に?本当に?
まだまだ、特にみんな同じがいいというお国柄の日本ではそれは理想やきれいごと、
ときに、個性的な人は「へんなやつ」ということでなんとなく線をひかれているのを感じることがあります。

私は個性的なところがあるのが結構コンプレックスでした。
ちょっと前にいた会社は面白い個性的な人がたくさんいて、私が自分のコンプレックスを言うと「でもさ、でもさ(この口調で草間さんにはわかってしまうので書いてしまうと、大串さんが言ってました。)そもそも「普通」って何だと思う?普通の定義なんてないんだよ。だから君は君でいいんだよ。」と言ってもらってすーっと解き放たれた時がありましたが、なかなかそういう環境ばかりではなく、結構いつもびくびくしてなるべく頑張って「普通に」しています。
今でも、身の回りの模範的回答者、模範的行動を前にして「うわー。いかにもこの場面にちょうどいいうまいこというなぁ。その発想、うらやましいよ。」・・・とぽかんと(そして間違って変な事をしないように注意深くしながら)見ていることが多々あります(よくよく考えると、そんなありきたりのことばかりしか言えないなんて全然おもしろくないのですが、いかんせんコンプレックスがあるのでどうしてもちょうどいいことを言う人に対してちゃんと言えていいなぁと思ってしまう。)。
でも・・・・・!
ゲージツの世界では、普通であること、個性無きことは「つまんない」のです。
「そんな作品、普通すぎてちっとも良くないよ。」「そんなの見飽きたよ。」。みんなと同じなら「あーあの人の作風に似てるよね。」でおしまい。
個性があって自分があって、おーグッときちゃったよ俺!・・・ってやつが、輝いてる。
本当に本当に個性やその人が認めてもらえる世界(注:悪いことや、犯罪以外)、間違いなくそれがゲージツの世界。じゃないかなぁ・・・と思う。
(ゲージツって心が広いね。わかってるね。嬉しいよ!)
だからこの世界ではのびのびできる。
(変ったことが吉と出る、って松山ケンイチも言ってるし(動画参照)。)
他にも、ゲージツで毎日が楽しくなっちゃうこと、救われること、観てシンプルに幸せな気持ちになること、いいこと沢山沢山ある。
そりゃあ何千年も前から大切にされてきたはずですよね・・・!

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