きゅうりで考えたこと

(RICOH GR DIGITAL)

近所の方にいただいた鈴虫を飼っています。
初めは5mm位でちっちゃかった鈴虫たちが、すくすくと大きく育っていくのを見ているはとても楽しいです。
餌はきゅうりかナスを毎日、と、タンパク質の市販の餌。
きゅうりやナスは毎日取り換えるのですが、本当は虫は苦手なので「来ないでー」と心の中で叫びながら、「これも風流な秋の宵のため・・・」と自分に言い聞かせながら取り換える・・・と、その時間はスリル満点の修行時間となっています。

そんなある日、駅前の「なんでも98円」というのがうたい文句の安い八百屋さんできゅうりを一袋買ってきて与えてみたところ、次の日いつものように餌を交換しようと虫かごを開けると、ほとんど食べていないのでびっくりしてしまいました。いつもだったら「あの小さい体でどれだけ食べるんだ」と思う位きゅうりに穴（食べた跡）が開いているのに・・・。
もしかしたら、人間には分からないけれど、そのきゅうりはものすごく農薬の匂いがするとか何かあるのかな・・・とモヤモヤ考えてしまいました。
やっぱり安すぎるのは何かあるのでしょうか。
鈴虫も食欲のない日が（夏バテ？）あるのかもしれないし、必ずしもきゅうりに非があったわけではないかもしれませんが、シートン動物記でオオカミ王ロボ（！）は毒入りの餌を見分けたことだし、動物が避ける食べ物はちょっと怖い。

無農薬野菜はお店にありますが、ちょっと高くて買えません。
安全、安心、で、安くておいしい。そんな理想の食べ物をみんなが普通に食べられる世界になってほしいものです。