日本画に目覚める
(Nikon D80)
先週の日曜日のこと。
ザーザー降りの雨の中、とある小さな美術館に行ってきました。
そこで展示されていたのは夏をテーマにした日本画。それも、一番若い作家さんは1979年生まれ(30歳)という、現代の日本画です。
今まで美術館で日本画を観ることはありましたが、それは琳派とか古の大家の日本画で、現代の日本画はほとんど観たことがありませんでした。
でも、日本画というのは色合いも題材も観ていていつもとても心地よく、四季の繊細な移り変わりをやさしく描いた絵は目にも体にもスーッと入ってきてしっとりと心を満たしてくれる気がして、いいなぁ好きだなぁと思っていたのでした。
この展示でも、作家が現代になったことが変わっただけで日本画のその良さは不変でした。
ある絵は大胆に、ある絵は繊細に、夏らしい題材が表現されていて、とても良かったです。
現代の日本画の展示はいろいろな所であるみたいだし、作家さんも沢山いらっしゃるので、これから少しずつ観に行ったりしてみようと思った雨の日でした。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
いいお目覚め、いかがですか
日本画もいいですね
小学生の時の水彩しかしらない者にとって
岩絵具なんてのは反則だと思ったこともありました
機会は極端に少ないのですが
或る日本画家の牡丹はとても渋くてきれいでした
あぁ、絵心があれば!
投稿: グールドの帽子 | 2009年7月 3日 (金) 21時37分
グールドの帽子さん、おはようございます。
爽やかな夏の朝、爽やかな目覚めでございます。
日本画いいです。
難しいことは分からないですが「なんだか好き」「いい」と
シンプルに思います。
私の中には変な所があって、
絵を観たり、写真を観たり、本を読んだり、その積み重ねが
どう反応してどんな自分が出来上がっていくのか、
意識した変化以外の、その無意識の変化を外から見て
楽しんでいる所があります。
いろいろな要素の積み重ねで変わっていくワインのように
いろいろなものを観た自分の写真がどう変化していくのかを、
ちょっと変わっているかもしれませんが、楽しみにしています。
話がそれてしまいましたが、牡丹の絵、どんな絵なのでしょう。
きれいだったんでしょうね。
絵心があれば・・・なんて書かれていますが、
グールドの帽子さんが絵を描かれたら、きっと繊細な素敵な絵を
描かれるんだろうな…と思います。
投稿: anise | 2009年7月 4日 (土) 17時16分