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2009年6月25日 (木)

おじいさんはカメラマン

Dsc_3981

(Nikon D80)

銀座の街を歩いていると、本当に沢山のカメラを持った人に出会います。
学生さん風、海外からの観光客、写真が趣味なのだな・・・という人たち。
そんな中で、よくお会いするのが、おじいさん。
もう仕事は定年退職して悠々自適の生活。
カメラを片手に銀座の街を撮って歩くおじいさんたちは、とても楽しそうです。

このおじいさんも三脚にカメラを載せて、いろいろなポイントで三脚を構えては撮影していました。
ちょっと分かりにくいですが、一枚目の写真の、帽子の右側の小さい四角がカメラ(ローライ)です。

Dsc_3980_3

ある場所でずっと撮っているので話しかけてみたら、
「工事現場の白い壁の前に、二本の街路樹があって、
その二本の街路樹の間にちょうど工事現場の出入り口がある。
出入り口から白いヘルメットをかぶった人たちが出入りする所が、
開いて黒い四角になった出入り口と人々のヘルメットの白、
壁の白・・・のコントラストが面白い。
壁に写る、街路樹のグレー影もいい」のだそう。
このおじいさんは、いつも構図を決めて撮るのだそうです。
「カラーも撮るけど、こういう時はモノクロね。
いい構図だとフィルム一本くらいそこで撮っちゃう。」と
とても楽しそうに話してくれました。

Dsc_3978

こういう人に会うと、年齢を重ねてもこんなに楽しく過ごせて熱中できる趣味があるというのはとても幸せなことだなと思います。
また、カメラは本当にいくつになっても出来るいい趣味だなと再確認するのでした。
私も長く楽しく写真を撮っていきたいなと思いました。

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コメント

aniseさん こんばんは♪
おじいさん、いい笑顔です
同好の士、しかもamiseさんですから笑顔にもなりますね
きっと、おじいさんは時間をゆっくりかけた分だけの
味わいのあるステキな写真を撮れれるのではと
思います

私は面倒くさがりのせっかちなのでカメラは
パッパッパッと撮ってしまい
考えないでシャッターばかりを押してしまいます
結果、似たような写真ばかりで反省します

投稿: グールドの帽子 | 2009年6月25日 (木) 22時28分

グールドの帽子さん、こんばんは!
おじいさん、とてもいい笑顔で、私まで話していてとても楽しく
なってしまいました。
「同好の士」というのはとてもいい言葉ですね。
同好の士なら、年齢も国籍も、色々なものを
ヒョイッと飛び超えられそうです。
おじいさんの写真への取り組み方を見ていたら、
私もがんばろうー!と楽しいやる気が湧いてきました。
グールドの帽子さんの透明感のある写真、大好きです。
繊細さに欠ける私にはとても撮れない写真にいつも刺激を受けます。


投稿: anise | 2009年6月26日 (金) 20時21分

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