ワンフィンガー、ツウフィンガー
もしも男の人に生れていたら、この村松友視さんみたいにお酒を飲んでみたい。
このCM、カーブしたテーブル、バーの落した照明とお酒の琥珀色、たばこの煙と美味しそうにお酒を飲む村松さんがとてもよくて、こんな場面を写真に収めたくなります。
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もしも男の人に生れていたら、この村松友視さんみたいにお酒を飲んでみたい。
このCM、カーブしたテーブル、バーの落した照明とお酒の琥珀色、たばこの煙と美味しそうにお酒を飲む村松さんがとてもよくて、こんな場面を写真に収めたくなります。
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(Nikon D80)
東京都美術館で開催されている、「日本の美術館名品展」に行ってきました。
この美術展は、全国の公立の美術館100館が参加しその膨大なすえりすぐりの名品を一同に公開するもので、公立美術館のネットワーク組織、美術館連絡協議会の25周年を記念して開催するものなのだそう。
教科書に載っている作品から、これまで美術館を出たことがない作品まで、西洋絵画50展、日本近・現代用賀70点、日本画50点、版画・彫刻50点、の計220点により、日本のコレクションの到達点を見せてくれる展示なのだそうです。
220点、かなりの見ごたえです。
ルノワール、セザンヌ、ピカソなどのおなじみの有名どころの画家から、企画展が来ないと目にすることが出来ない画家のもの、例えばエゴン・シーレやブラック、はたまたラファエル前派のサー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズや、ウォーホルやホックニー、東郷青児やフジタなどまでとにかくよくぞこんなにいろいろ集めました・・・と驚いてしまいます。ポロックとキスリングの絵の実物を、初めて観ました。感激しました。
入ってすぐはオノレ・ドーミエの「ドン・キホーテとサンチョ・パンサ」。
砂漠を旅する二人の絵、これがとてもいいです。
これからの絵画の旅への期待が高まります。
印象的だったものが沢山ありすぎて全部は書けないのですが、いくつか。
ボナール「浴室の裸婦」。
彩度を抑えた色彩の中に女性がいます。全体的にあまりコントラストは強くないのですが、必要なところにはコントラストが効いている。写真でいうと、古い柔らかい描写の、とても上等なレンズで撮ったかのような印象。絵は色があるのですが、モノクロ写真でもすてきだろうな・・・という写真の目で見て気になる絵でした。
(ボナールはもう1点妹さんをモデルにした絵も展示されていて、そちらも良かったです。)
アンリ・ルソー「サン=ニコラから見たサン=ルイ島」、松本竣介「駅(東京駅裏)」、
2点共ちょっと寂しげな絵で、気になりました。
ヘンリー・ムーアの15cm程の小さなブロンズの作品、「弦のある形」。
音楽を想像するのが楽しい。
弦の組み方もきれいで、手元に置いてみたいような作品。
小磯良平や黒田清輝などの絵はやっぱりいいなぁとしみじみ。
「日本の家屋は夏を旨にすべし」と言って、昔は夏を過ごしやすいのを第一に考えて家を造ったと聞いたことがありますが、絵画も、日本の絵画は夏に涼しげな絵が一番日本の良さを伝えているような気がする時があります。着物の女性がきりりとしていたり、涼しげな木漏れ日の夏の日のような作品は、観ていてとても心地いいです。
東郷青児の、若き日の前衛的な作品「彼女のすべて」。
意外な絵が観られたのもとてもよかったです。
小杉放竜「金太郎遊行」。
金太郎を乗せて歩いているくまの表情がとても優しくていいです。
フジタの「私の夢」は、寝そべる女性の周りを様々な動物たちが囲んでいる不思議な絵。
動物たちの表情が、なんとなく小さいころよく読んだ佐藤さとるさんの本の挿絵(村上勉さん・画)を思わせて楽しい。
私はフジタの絵の女性の桜貝のような爪が好きです。
その他、ブラックの静物画の色合い、速水御舟の「女二題」シリーズ、あまりにも怖すぎる香月泰男の「涅槃」、国吉康夫「夜明けがくる」、エゴン・シーレの存在感、初めて観たキスリングも良かった。とにかく盛り沢山でした。
また、今回の展示がほかの企画展と違うのは、普段これらの絵を収蔵している各美術館から、それぞれの作品についての解説が添えられていることでした。
どの絵も収蔵している美術館からしてみたら特別思い入れがあるものです。
購入に至った経緯や、その美術館の中や世界の絵画地図の中での位置づけなど、丁寧に説明してくれていて、それを読んでから作品を観る事で、より一層理解を深めることが出来るのでした。
そんな楽しい「日本の美術館名品展」、7月5日まで開催されています。
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(Nikon D80)
銀座の街を歩いていると、本当に沢山のカメラを持った人に出会います。
学生さん風、海外からの観光客、写真が趣味なのだな・・・という人たち。
そんな中で、よくお会いするのが、おじいさん。
もう仕事は定年退職して悠々自適の生活。
カメラを片手に銀座の街を撮って歩くおじいさんたちは、とても楽しそうです。
このおじいさんも三脚にカメラを載せて、いろいろなポイントで三脚を構えては撮影していました。
ちょっと分かりにくいですが、一枚目の写真の、帽子の右側の小さい四角がカメラ(ローライ)です。
ある場所でずっと撮っているので話しかけてみたら、
「工事現場の白い壁の前に、二本の街路樹があって、
その二本の街路樹の間にちょうど工事現場の出入り口がある。
出入り口から白いヘルメットをかぶった人たちが出入りする所が、
開いて黒い四角になった出入り口と人々のヘルメットの白、
壁の白・・・のコントラストが面白い。
壁に写る、街路樹のグレー影もいい」のだそう。
このおじいさんは、いつも構図を決めて撮るのだそうです。
「カラーも撮るけど、こういう時はモノクロね。
いい構図だとフィルム一本くらいそこで撮っちゃう。」と
とても楽しそうに話してくれました。
こういう人に会うと、年齢を重ねてもこんなに楽しく過ごせて熱中できる趣味があるというのはとても幸せなことだなと思います。
また、カメラは本当にいくつになっても出来るいい趣味だなと再確認するのでした。
私も長く楽しく写真を撮っていきたいなと思いました。
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(Nikon D80)
所用で銀座に行ってきました。
銀座に行ったらギャラリーに行かない手はありません。
ニコンギャラリーで石田紘一さんの写真展「山襞の村物語 ―北上1963~73―」、
ライカギャラリーでアーウィット、を観てきました。
ニコンギャラリーは初めて行きました。
(さっき知ったのですが、石田さんの写真展は今日が初日でした。)
写真からすごくエネルギーを感じました。それも楽しいエネルギー。
写真が撮影された岩手県の村は当時はまだ電気も通っていない村で、
人々は自給自足の生活をしていたのだそう。
ヤギや鶏がいる所で地面にござを敷き母と子で昼寝をしていたり、人々は逞しい。
こういう写真好きだな。
エネルギー感じる写真でした。
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(Nikon D80)
クレーの絵を観に行ってきました。
海の底のような青のグラデーションの絵を観て、どこかで見たことがあるような気がして思い出せずに帰ってきたのですが、のんびりと道を歩いていたら思い出しました。紫陽花でした。
もやもやが解けて嬉しくなった帰り道です。
(今回観た展示は、クレーと東洋との関わりをクローズアップしたものでした。資料として北斎漫画(そっくりのデッサンが複数ありました)も展示されていて面白かったです。北斎漫画は初めて観たのですが、ものすごく緻密に描かれていてびっくりしました。北斎もダ・ヴィンチのように人の動きを理解するために人の解剖を見たのじゃないかと思うくらいすごくリアルな絵(でも怖くはないです。ちっちゃくてかわいく、楽しい絵です。)でした。
それから、資料として展示されているクレー所蔵の東洋関係の本の充実ぶりにも驚きました。当時、ジャポニスムブームの時、本などの情報が既に沢山あり、現代の人が思うよりはずっと当時の東洋とヨーロッパの距離の感覚は近かったのかもしれません。)
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(Nikon D80)
世の中にはカメラの種類が多すぎる。
沢山あるのに、その上また、これでもかと沢山新しく出る。
カメラの前世は多分、「わんこそば」か「底なし沼」のどちらかだと思う。
私はなかなか覚えられないけれど、
でも、ジャニーズの人たちの名前を全部覚えて言える人は
もしかしたらカメラ界に進出しても全部覚えられるような気がする。
そんなカメラの世界で、今度、オリンパスからペンというカメラの新機種が発売されます。
コンセプトは「ポケットに入る一眼。」「マイクロ一眼。」
マイクロフォーサーズシステムというすごい機能を搭載しています。
「ちっちゃいのにやるなぁ!」というカメラです。
初代の発売は1959年。
(HPのPEN HISTORYを見ているととても面白いです。)
リコーのGRシリーズのように、初めはフィルムカメラだったものが、時代の流れやニーズとともに進化して遂にデジタル登場、となったようです。
あまりくせがなくて使いやすそうなデザインではあるけれども、ちょっとかわいいのでペンは購入には至らないかもしれませんが、もっと精悍な感じの、ストイックな職人のようなデザインのものが出てくれたら、私も買ってしまうかもしれません。(初代GRDがマイクロフォーサイズシステムになれば・・・!)
ちょっと気になるカメラです。
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(Nikon D80)
なんでもない一日、
近所に買い物に行ったりするくらいの
のんびりする一日が幸せです。
* * *
雑誌の「暮しの手帖」に出ていた「唐揚げ百味」の中から、
一番プレーンな唐揚げを試してみる。
中はふんわりジューシー。
今度から唐揚げはこの作り方にしよう!と思いました。
* * *
朝、TVで日曜美術館を観ていたら、彫刻家の舟越桂さんが出ていました。
私は舟越さんの作品が好きで、何年か前、木場の美術館まで観に行ったことがありました。
ご本人の写真は見たことがあったけれど、動いて話しているところを観るのは初めて。
いつも何か考えている人、といいう印象を受けました。
いつもアンテナを張り巡らせていて、意図するしないにかかわらず、それが作品になっていっているのかな・・・とぼんやり思いながら観ました。
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(Nikon D80)
Nikon D80を使うようになって、約1年半。
設定はいつもマニュアルにしています。
露出計は無し。
ISOを400にして、場所によって、窓際だったらシャッタースピード60のF5.6、とか、冬の曇り空の下だったらシャッタースピード100のF10、とか、勘と経験(少ないですが・・・)でやってみてディスプレーで写真を確認。
私は頭で理解するのはあまり得意ではないので(カメラとか、メカは本を読んでも難しくて分からないことも多い)、何度もやって、勘で覚えるしかないな・・・と思ってずっとやってきました。
最近、すこし勘がつかめてきたので、ディスプレーなし=フィルムカメラも挑戦してみようと思います。
先月、ハッセルを貸していただきました。
借りたのはいいのですがハッセルの存在感に負け実はまだ一度も使ったことはありませんでしたが、最近、やっぱり使わなきゃもったいないし申し訳ない、と思いはじめ、挑戦することにしました。
どちらかと言うと男っぽい私には、「獲物を狙うように被写体を狙い撃つ!バキューン!」というスタイルで被写体を撮る方が合っているような気がして、この優しい佇まいのカメラを使いこなせるかどうかまだ自信がないのですが、頑張って使っていこうと思います。
わくわくです。
大人になったら子供のころみたいにはわくわくしなくなくなるなんて嘘。
そんなに熱中出来る「写真」に会えたことを、とてもラッキーだと思います。
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(Nikon D80)
新潮文庫のカバーの折り返しの所に、葡萄のマークの三角形があるのをご存知でしょうか。
その葡萄のマークを集めて送ると、マークの個数によっていろいろな商品がもらえる・・・という新潮文庫の「Yonda?CLUB」というのがあります。
この間家にある新潮文庫の中で葡萄のマークのあるもの(すごく古いのにはこのマークはついていません)を探してみたら25冊くらいあったので、20個でもらえる「マグカップ2個セット」をいただくことにして、さっき、早速申し込みの紙をポストに投函してきてしまいました(善はいそげ)。
商品にはYonda?CLUBのキャラクラーのパンダが描かれていたりしてすごくかわいいのです。マグカップ2つは4種類の絵の中からセレクトされて届くのだそう。どれが届くのかお楽しみなのだそうです。本当にすごーく楽しみです。
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