続・「濡れた灰」
(Nikon D80)
週末に、先日の記事の、北村さんの写真展「濡れた灰」を見に根津に行ってきました。
タイトルを初めて見た時からなぜかずっと「砂の女」を連想してしまって、「砂じゃなくて、灰だよ。」と自分でつっこみながら、どんな意味なのかなと楽しみにしていきました。
コンクリート打ちっぱなしのカフェの壁面に、黒が効いたモノクロの写真がとてもカッコよかったです。
北村さんの写真は消失点をはっきりとさせていない時があり、見ているうちに不思議な浮遊感を感じる時があります。その浮遊感が不安で今この瞬間も変わり続けていってしまうという刹那の不安を思い出すのでした。
タイトルについては、キャプションを読んで納得。
読んでから写真を見ると、意図していることがすーっと入ってくるような気がしました。
キャプションってすごいなぁ。
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コメント
ご来場いただきまして、ありがとうございます。
以前から気付いていたのですが、上野や不忍池周辺を
撮っていますね。
美術館巡りの際は、お声を掛けて下さい。
お茶、しましょ。
(多分、aniseさんは、一人で美術館や写真展をご覧になるのが
お好きでしょうから、一緒に観ましょうとは言いません・・・)
投稿: 北村@24午前 | 2009年5月21日 (木) 01時11分
北村さん
とてもかっこいい写真を拝見させていただき
ありがとうございました。
個展する人もいるのだ・・・!と思うと
自分も頑張らなきゃととてもいい刺激を受けました。
ぜひまたお茶させてください
投稿: anise | 2009年5月21日 (木) 22時07分