中央フリーウェイ
今でも、この季節、渋谷の丸井の前なんかに行ったらびっくりするほどの数の学生が集まっているのでしょうか。
4月、サークルの新歓コンパの待ち合わせは、私の記憶の中ではなぜかいつも渋谷の丸井の前だった気がします。
こんなに沢山の人がいてみんな同じサークルなんだろうか・・・と不安になってきょろきょろしているうちに、いろいろなサークルの名前を書いたものを持った人がパラパラと現われて、自分はどこに行けばいいのか分かって友達と少しほっとしたのでした。
高校時代は学校をさぼってよく映画や美術館に行ったりもしたけれど、それは日常の中の特別で、非日常。ほぼ学校と家の往復だったところから急に生活が大きく変わって、日常的に行動範囲もぐっと広くなった短大時代は、いろいろなことが新鮮でした。
某大学のテニスサークルに入って5月の連休に新歓合宿に行った時、帰りの貸し切りバスが荒井(松任谷)由美さんの「中央フリーウェイ」の歌詞の中の「右に見える競馬場 左はビール工場」の場所を通りかかって、「ここがあの歌詞の場所か・・・」と思った瞬間のことは今でもはっきりと覚えています(笑)。 なんとなく少し大人になった気がして。(当時は何でも「大人になった・・・」なんて思って感激していたような(笑)。)
悩みやコンプレックスもあったりしはしたが、やっぱり思い返せば学生時代は楽しかった。
今年また新しく入学した人たちも、楽しい学生生活を送ってほしいなぁ・・・と思います。
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コメント
”中央フリーウェイ”懐かしいですねー。
大好きな曲のひとつです。
私は関西なので、ちょっとあこがれの世界で、こういうデートに憧れました(笑)
投稿: まっちゃん | 2009年4月25日 (土) 20時12分
まっちゃんさん、コメントありがとうございます。
中央フリーウェイ、懐かしいですよね~。
松任谷由美さんの詩もメロディーもいいですよね。
まっちゃんさんが憧れたの、わかります!
10代から既に才能が溢れていた松任谷由美さんは
何かを作る人という意味でも憧れます。
ずっと憧れの大人のおねえさん・・・って感じですね。
投稿: anise | 2009年4月26日 (日) 21時12分
そうか、渋谷は新歓コンパで賑わっているんですね
側を駆け抜ける社会人は彼らを見てなつかしかったり、
自分の学生時代をオーバーラップさせたり
いいですね
「中央フリーウェイ」よく聴きました
車を持っている友人たちが当時は羨ましかったものです
ユーミンの「ミスリム」という二枚目のアルバムの
「海を見ていた午後」にでてくる横浜のレストランに
学生時代行ったことがありました
レストランが小高い場所にあり窓際のテーブルから
確かに海が見えました
今でも時々レコードを引っ張りだしては
ターンテーブルにのせます
たちまち、学生時代になります!
投稿: グールドの帽子 | 2009年4月26日 (日) 22時01分
街は新歓コンパの季節でもあり、昨日は新社会人の初任給の日。
春は懐かしく甘酸っぱくもあり、
初心を思い出して気持ちが引き締まる季節でもあります。
中央フリーウェイはドライブの曲ですね。
>車を持っている友人たちが当時は羨ましかったものです
そうですよね、車が眩しかったです・・・!
(車を持っている彼のいる友人も、羨ましかったです)
>今でも時々レコードを引っ張りだしてはターンテーブルにのせます
>たちまち、学生時代になります
音楽って不思議。一瞬にしてその頃に戻りますね。
今でも「海を見ていた午後」を聴くと、グールドの帽子さんの目の前に
横浜のレストランから見えた景色が広がるんでしょうね。
音楽って、いいですね。
投稿: anise | 2009年4月26日 (日) 23時04分