赤いプラダ
(Nikon D80)
最近読んだ本、立川談春「赤めだか」、最近観たDVD、「プラダを着た悪魔」。
どちらも面白かったです。とても勉強にもなりました。
立川談春さんは、名前から分かるように立川談志さんの門下の落語家さんです。
本には10代で入門するところから、二ツ目となり、そして真打となった現在のことまでが書かれています。
以前、TVで、なじみのお店でただ「座っている」というだけなのにもかかわらず、その人の発するものすごいオーラに、この人は何者?と目を離せなくなってしまった立川談志(機会があったらぜひぜひポートレイトを撮ってみたいです。)。
実は談春さんご本人のことは知らなかったのですが、どちらかというと師匠の方に興味があって、談志の弟子ってどんなことをして過ごしているんだろう?という興味から手に取りました。
読み応えありました。さすが落語家、話が上手なので面白くてどんどん読み進んでしまうし、子弟愛というのでしょうか(文中では、弟子の師匠への気持ちはいろいろな意味で恋愛感情にも似ているかもしれないというくだりがあったような気がします)師匠を尊敬する気持ちが溢れていて読んでいてとてもいいです。いろいろなエピソードの中では自分もとても勉強になることも多数。とくにすぐ下の弟子仲間、志らくが来たあたりで、嫉妬について談志が言った言葉がいい。
「プラダを着た悪魔」はなんといってもメリル・ストリープの存在感がすごい。すごすぎです。
お話の中では、自分で努力すること、自分で考えること、仕事のこと、いろいろ考えさせられました。
何かを読んだり観たりすると、何か考えたり、刺激を受けます。
そういうことが積み重なって、いろいろなことを知っていくのでしょう。
時々忘れてしまいそうになるのですが、がんばって意識していなきゃ、と思います。
(写真の「目」は、メリル・ストリープ)
※プラダを買った話じゃなくってスミマセン・・・!
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赤めだか 著者:立川 談春 |
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プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD] 販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
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