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2009年3月27日 (金)

美味しい水

Dsc_2366_2

(Nikon D80)

くせがなくて、すっと体に入ってくるような、
そんな美味しい水のような本を探しています。
ちょっと乾いているのかな。
本屋さんでしばらく探してみたのですがこれというものに会えず、出たばかりの暮らしの手帳4、5月号を買って帰ってきました。
冒頭の特集は「やきそば」(作り方付き!)。
美味しい水は見つからなかったけれど、美味しいやきそばが見つかったからよしとするか。
夕方降リ始めた雨が、乾いた街を濡らしてゆく金曜の夜です。

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コメント

>美味しい水のような本
これは難しい、流行作家の本は作為に満ちているし
人に好き嫌いがあるように文章にも合う合わないがある
かつて高校生くらいに、これ以上のものはないと読んだ
小説の数々が今はとても読み返せない
そんな中で文庫本として生き残っているような
サガンやコレットなんかは読める気がします
音楽だったらボサノバをすすめますが・・・

投稿: グールドの帽子 | 2009年3月27日 (金) 23時33分

人それぞれ、だとは思いますが

  ・夏目漱石『硝子戸の中』
  ・内田百閒『冥途』
  ・クラフト・エヴィング商會『どこかにいってしまったものたち』

など如何でしょう?

わたし自身が乾いている時、梨木香歩の『からくりからくさ』を読んだりします

投稿: れん | 2009年3月28日 (土) 08時02分

グールドの帽子さん
アドバイスありがとうございました。
>サガンやコレット
サガンは高校生くらいの時に読んだことがあったのですが
コレットは読んだことがなかったのでアマゾンでいろいろと見ていたら、
とても面白そうで、とりあえず「シェリ」を買ってみました。
届くのが楽しみです。
ちょっと疲れている時、美味しい水のような本は萎れた気持ちを
いきいきとしたものに変えてくれますが、
こうしてコメントでアドバイスしてくださる方がいるというのも
とても心強く嬉しいです。ありがとうございます!

投稿: anise | 2009年3月28日 (土) 18時05分

れんさん
アドバイスありがとうございました。
人にアドバイスしていただくと、とても新鮮です。
漱石の「硝子戸の中」(タイトルがいいですね。)、百閒(随筆は読んだことあり。)、
れんさんお勧めのクラフト・エヴィング商會、どれも面白そうですね。読んでみます。
まだ自分が読んだことのないいい本が沢山あると思うとき、
とてつもなくワクワクします。
10代の頃、世界には自分が知らないすてきなことが一杯だ!と
思ってわくわくしていたのと同じような感じです。
あー言葉や本があってよかった・・・!と思います。アドバイスありがとうございました。

(梨木香歩さんの本は、去年の夏、「西の魔女が死んだ」を
読みました。ちょっと疲れている時だった気がします。
梨木さんのお話は気持ちをほぐしてくれるのかもしれませんね。)

投稿: anise | 2009年3月28日 (土) 18時50分

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