(RICOH GR DIGITAL)
久しぶりに銀座へ。
シャネルのギャラリーで開催されている写真展、
「Nostalgie マグナムの写真家たちが見つめたパリ」を観てきました。
以下、パンフレットの「ごあいさつ」より。
「タイムマシンに乗り込んで、古き良き時代へと旅する。
誰もが一度は夢見たことがあるに違いありません。
この度の展覧会は、さながら素晴らしき時間旅行。
1940年代から現代にいたるまでのパリをめぐる旅にお連れいたします。
モノクロに写しだされた世界は、切り取られた風景の本質を、
より明確に見せてくれるでしょう。
そこにあるのはシンプルな世界。
今ほどファッショナブルでもなければ、今のようなせわしさもなく、
時間がゆったりと流れていた時代。
スーパーマーケットもなければ、
道行く人は誰として携帯電話など耳に当てていなかった頃。
焼きたてのバケットの香りがいっぱいに漂う早朝、
人々は日の光と共に目を覚まし、働き、そして夜は眠りにつく。
学校へと急ぐ子どもたち、夕食のメニューについて悩む主婦・・・、
そこには生活そのものの風景があふれています。
独特の平和と調和に輝く世界。
都市生活者がとうの昔に失ってしまった、浮遊感のあるしあわせに満ちた世界。」
写真家たちの切り取ったパリの風景は
どれも音楽が流れているように軽やかですてきでした。
この景色に自分も入ってみたい、この時間を味わってみたい・・・と思いながら、しばし、楽しい疑似旅行をしてきました。
この写真展は、9月7日まで開催されています。
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