旅するカメラ
(RICOH GR DIGITAL)
この間、本屋さんでみつけて買いました。
GR BLOGの「GRist」に載っていた、渡部さとるさんの著書です。
カメラの話、写真の話、勉強になるしとても面白かったです。
特に印象に残ったのは冒頭のライカの話。
初めは全くそのよさが分からなかったけれど、プリントしてみて驚いた・・・というくだり。
「実際プリントしてみると、ほとんどプリント時に手をいれていないにもかかわらず、
溢れるようにトーンが出てくる。
バットの中で浮き上がる絵を見て、感嘆の声をあげてしまった。
後にも先にもプリントでこんなに驚いたのは初めてだ。
特に雨で濡れたアスファルトの地面のトーンや満開の桜の折り重なる立体感にまいってしまった。」
どんなトーン?どんなどんなどんな?
見てみたくてたまらなくなりました。
同じ場所で同じものを見ていても、
出来上がる写真はカメラによって、レンズによって、
それから何といっても撮る人によって、ぜんぜん違う表情になるのがすごく不思議で面白なぁ・・・!と思います。
* * *
旅するカメラ エイ文庫 著者:渡部 さとる |
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コメント
僕も去年「旅するカメラ 3」を買いましたよ。
プリントの話ですが、先日オフ会でプリントを
見せていただいたのです。
やはりモニターで見るものとは違いますね。
素晴らしかったです。
いいプリンターが欲しくなっちゃいました^^;
投稿: marikichi10 | 2008年1月19日 (土) 23時07分
こんにちは。
私はネガでしか撮りませんがデジカメと違ってプリントすると本当の「写真」になりますね。
投稿: カトマンズ | 2008年1月19日 (土) 23時29分
>marikichi10さん こんにちは。
marikichi10さんも読まれたんですね!1も面白かったですよ。
記事に引用したような部分は、「桜の折り重なる立体感」なんて
自分でも撮ってみたいだけに、そんな表現の出来るカメラ、
それからプリントという方法が、とても印象的でした。
やっぱり実際プリントしたりすると違うんですね。
考えるだけでワクワクしてしまいます。
>カトマンズさん こんにちは。
ネガで撮ってプリントした、「写真」、
いつか挑戦してみたいです。
デジカメは撮ったものをすぐに見れていいですが、
ネガで撮った写真がどんな風に撮れているか待つ気持ちも
楽しいんでしょうね~・・・!!
投稿: anise | 2008年1月20日 (日) 17時32分