山崎まさよし 「ADDRESS」
夕方出かけた時に、ふらりとTUTAYAに寄って、山崎まさよしのアルバム「ADDRESS」を借りてきました。
このブログを始めて、初めて気がついたのですが、
私はいつも、雨の日や肌寒い日、疲れている日などに山崎まさよしを無意識に選んで聴いているようです。
今まで何気にやっていて全く気がつかなかったのが不思議ですが、意外と自分の事なのに分からないものです(笑)。
寒い外から帰ってきて淹れたコーヒーのカップが、少しずつかじかんだ手を温めてくれるように、山崎まさよしの曲を聴いているうちに心の中が少しずつポッと暖かくなってきます。そこがいいのでしょうか。
田島に対する狂おしい程の気持ち(みなさん、ひかないで)とはまた違うのですが、山崎まさよしも大好きなアーティストです。
アルバム「ADDRESS」は、タイトル曲(2曲目)がアサヒビール「プライムタイム」(http://www.asahibeer.co.jp/primetime/cm/index.html)、4曲目の「僕らは静かに消えていく」はハミングのCMで流れたり、8曲目「8月のクリスマス」は主演映画の主題歌だったり・・・とメディアへの露出も多かったから聴いたことのある曲も多のだけれど、それ以外の曲も秀曲ぞろいで、何度聴いても飽きない。
1曲目(これも、2007年公開の、グ スーヨン監督作品の映画「プルコギ」のテーマ曲なのだそうです)「NAVEL」のジタバタさがいい。
誰でもジタバタなのだ。がんばろうじゃないの、と元気になったりする。
2曲目「ADDRESS」。
すーっと心に染み入ってくるいい曲。サビの所であったかい気持ちになる。
4曲目「僕らは静かに消えていく」。
誰もが一度は経験する(した)、胸にそっとしまってあった思い出がよみがえってしまうような、切ない曲。同じ山崎まさよしの、「明日の風」にもちょっと通じます。痛いとこ突かれちゃったな・・・と、遠い目になってしまう。
悲しい曲だけど、メロディがとってもきれい。
田島の「青い鳥」といい、どうして悲しい曲はきれいなんだろう。
5曲目「陽気なゴースト」。
こういうこともアリ?どうなっちゃうの?
6曲目「アンジェラ」。
歌い出しからいい。
物静かな人の中にある真っ直ぐな激しい感情を見たような気がして、びっくりしてじっと聴き入ってしまう。
一度通して聴いてしまっても、
もう一度初めから聴きたくなるようなアルバムです。
ADDRESS(初回限定盤)(DVD付) アーティスト:山崎まさよし |
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