小さな私の大きな誤解
初日の今日は特に予定は入れず、のんびり散歩などしていたら、ちょっと懐かしい景色が目にとまりました。
まだ幼稚園にも入っていないほど小さかった頃、私は、こういう風に駐車場にタイヤが置いてある家はパンダを飼っていると思っていたのです。
たとえ昼間その姿を目にすることはなくっても、夕方や夜になるとパンダがここに出てきてタイヤで遊んでいるに違いない・・・と本気で思って、その姿を想像しては喜んでいたのでした。
周りの大人に 「ここに、パンダがいるんだよね」 と言うと、
必ずといっていいほどみんな 「そうだよ」 と言ってくれるので、
大人の言うことに間違いなし!ここにはパンダがいる。・・・と小学校にあがるちょっと前までずっと信じていたのでした。
今思えば、大人が子供の夢をこわしてはいけないと私の話に合わせてくれていたんですね(笑)。
そして分析すると、昭和の申し子としては、たった数秒ランラン・カンカンを見るために長者の列に並んだ経験があったので、きっと「身近な場所で手軽にパンダを見たい」という潜在意識があったんだと思います。
久しぶりにこんな景色を見て、ちょっと当時のことを思い出してしまいました。
(当時パンダに夢中だった私。その後、小3の時にも、「うちなんて、パンダ飼ってるんだもんねー」という同級生Nさんの言葉を信じ、放課後家に見せてもらいに行った経験あり。(もちろんそこにもパンダはいませんでした(涙))
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コメント
anise さん、こんにちは。
タイヤとパンダの話、面白かった。
子どもの頃って変な思いこみしますよね。
私も何か似たような思いこみをしたような気がしますが、今は思い出せません。
タイヤと言えば、私が通っていた幼稚園の園庭に古タイヤを利用した遊具があってよく遊びました。
カラフルな色が塗ってあって、大きさがバラバラのタイヤが地面に半分埋めてあるやつ。
乗っかってもビクともしないヤツもあれば、ペコッと凹むタイヤもあって面白かったなー。
つい、長々と思い出話をしてしまった。(笑)
ではまた。
投稿: ぐう☆せんめい | 2006年7月22日 (土) 11時34分
はじめまして。 ぴこと言います。
写真のアングルに惹かれて来ました。 タイヤを見て信じ込んでいる子どもの心・・。 夢を壊さないように応じてくれた大人たち・・。
ほのぼのとしてあったかいですね! (^^)
また、時々寄らせてくださいね。 では・・。
投稿: ぴこ | 2006年7月22日 (土) 13時21分
ぐうさん、こんばんわ!-
小さい頃の記憶って、普段はすっかり忘れているのに
ふとした瞬間にものすごく鮮明に思い出す時がありますが、
この話もカメラを持ってブラブラしている時タイヤを見て突然思い出して、自分でもびっくりしました。
GRDには「いつもの路地が旅の入り口になる」っていうキャッチコピーがありますが、タイムトラベルまで出来ましたよ(笑)。
カラフルなタイヤ、そういえば私の幼稚園にもありました。
(あの色合いは、独特ですね。和みます。)
そう、なぜかのっかってもびくともしない固いタイヤと、やわらかいタイヤがありましたね~。懐かしい。
投稿: anise | 2006年7月22日 (土) 21時04分
ぴこさん、はじめまして!
コメントありがとうございました。
ガレージでパンダ・・・の話は、ちょっと恥ずかしくもあるのですが、
夢見る(?)子供の頃を思い出す懐かしいエピソードです。
私の夢をこわさないようにしていてくれた大人たちに感謝、ですね。
まだまだ拙いブログなのですが、
よろしかったらまた遊びに来てください^^
投稿: anise | 2006年7月22日 (土) 21時16分