「ウォーター!」またの名を目からウロコ
私の記憶の中で最古の「目からウロコ」体験は、山吹でした。
小学校にあがって、初めて水彩絵の具を図画工作の時間にやるようになった時、藍色、るりいろ、ビリジアン、などなど、今までクレヨンでは聞いたこともなかったような名前の色ともおつきあいするようになりました。黄色をもっと濃くしたような「やまぶきいろ」もその一つ。
ある日歩いていたらその「やまぶきいろ」とおんなじ色の花があって、名札を見たら、「やまぶき」と書いてあったのでびっくり。
へぇーーーーー
山吹の花の色だから山吹色っていうんだ!
小さい私の目から、ウロコです。
今じゃぜんぜん当たり前のことでも、その時はヘレンケラーが「ウォーター」と初めて分かった時(!)みたいな衝撃でした、ほんとに。
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