タイムマシンにおねがい

・・・しなくても、大昔に行けちゃう場所、

それが「東京国立博物館」の「法隆寺宝物館」。

ここは　私の大好きな場所です。

ものの本に拠ると、こちらは新館で、元々は明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示したのが始まりだそうです。

1999年、谷口吉生　設計、とあります。

私はいつも　この前庭の水面に架かる橋のような道を歩く時、一歩、また一歩と遠い昔にタイムスリップしているような不思議な感覚になります。この橋が、タイムマシーンなのです。

時を超えて中に入るとそこは飛鳥・奈良時代。

普通、日本では湿気があったりするので布の寿命は約500年くらいといわれているそうですが、ここには当時のお坊さんの着ていた袈裟が、今でも目に鮮やかな橙色のまま展示されていて感動します。細い細い繊維がしっかりと織られています。当時こんなものを作るのは大変だったでしょうね。

宝物を見ていると、今よりぜんぜん道具もない時代でも、本当にすばらしいものを作る、人の情熱に感動します。

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この椅子も大好きです。

今日のBGM：サディスティック・ミカ・バンド　「タイムマシンにおねがい」

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